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縄文、是川遺跡

 3月に大雪が一度は来ないと春はやってこないが、61センチも降ったのは初めて、と運転手は興奮気味に話してくれました。
 その、ドカ雪の明けて翌々日、八戸にある縄文学習館へ行ってきました。
 交通が不便なこととバス停に案内看板もなにもなく、人に聞いてやっと学習館行きのバスに乗れました。午後だったせいか、バスの本数も少なく待ち時間がたくさんあります。八戸駅や本八戸駅からもっと手軽に行けたらよいのに、と思いました。

 着いてパンフを見ると、新井田川(にいだがわ)を挟んで右岸に風張(かざはり)遺跡、左岸に是川(これかわ)遺跡がありました。どちらも河岸段丘の上部に広がっています。付近は結構、開けている住宅地なのにはびっくりです。少しは森の中にあることを想像していましたから。

 是川遺跡は、堀田遺跡、中居遺跡、一王寺遺跡の三つの遺跡の総称です。この辺りは遺跡の宝庫。団地や住宅が押し寄せて来ていますが、何とか、遺跡が守られているという感じです。周りの丘を開発の手から守っていく必要があります。むやみに人の手で開発や整備をしないで、広く大きく自然公園として残していってほしい、そう願っています。

 縄文学習館は、こぢんまりとした建物で、これといった工夫がありません。展示室はお粗末、映像は壊れて上映不能でした。ジオラマはいかにも作り物という感じです。嘘っぽい展示を見せられているという気持ちになってしまいます。展示に熱意が感じられませんでした。

 事実をもっと大事にしてほしいです。たとえば、出土した状態をそのまま復元するとか、土を掘り起こして発掘現場にいるような臨場感溢れるコーナーやほんの一つでも二つでも本物の土器にさわれるコーナーを作るとか、縄文人の食物、縄文人の衣服、縄文人の住居、縄文人の調度品、縄文人の装飾品など、整理して展示するなどです。まあ、展示スペースが狭いので仕方ないことですが、また、来たくなるような工夫がほしいところです。
 
 けれども藍胎漆器(らんたいしっき:籠を芯に漆で塗り固めた)や合掌する土偶(座産土偶?)、遮光式土器、漆製品など出土品は一級品です。また、出土品の数の多さには圧倒されます。大きい器小さい器、土瓶のような口のある注口器、壺型土器、高坏型土器等種類もたくさんですし、数々の土器の文様を見ているだけで素晴らしい芸術品を見ているようでうっとりします。家主は縄文の文様に惚れ込んでいます。縄文のうづまき文様は生命力がみなぎっていて大好きです。その日その日を楽しく一生懸命に生きた縄文人の心臓の鼓動が聞こえてくるようです。
 ただ、「土器団地」に押し込まれているような展示の仕方なので、もったいないです。今はまだ、宝の持ち腐れですが、すぐ近くに新しい広い展示の建物ができつつあるとのことです。大いに期待したいところです。

 出土品は一級品が数々あり、それも多種多様です。一つひとつみなさんにじっくり見てもらう日が来ることを願っているようです。これからの工夫の仕方によって、素晴らしい縄文学習館や遺跡公園になる可能性が大きいです。ぜひ関係者は、英知を働かせて未来志向の縄文の里公園にしていってほしいと思います。縄文ファンの家主としては、期待して止みません。

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