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冬季限定お茶会

陰暦の最終月師走も十五夜を過ぎ、年の暮れになりました。昔は年の暮れが大寒にあたり一番寒い時節であったわけです。陰暦(太陰太陽暦)は、月の運行と季節(二十四節気など)という太陽の運行を基にした暦で、立春に一番近い新月が起点の日、元日になります。今年の元日(一月一日)は2月8日(月)、当然、大晦日(おおみそか)は前日の2月7日(日)で、これから陰暦のお正月を迎えることになります。

お気づきでしょうか、陰暦の大晦日や元日は晴れていても、月は出ません。「晦日(みそか)の月」は「あり得ないこと」という意味ですが、太陽だけの時間軸を基にした、西暦の大晦日や元日は、月が出ることもあり使われなくなりました。

縄文のはるか昔から明治5年までの長きにわたり、日本人は月と太陽という二つの天体の時間軸をもって生活してきたわけで、それは、宇宙の大きな自然律に同期しながら暮らしをつむぎつないできた、とも言えるのです。ですから、明治になって月の時間軸という一つの大きな自然律を捨ててしまったことはもったいないことで、今一度、月の満ち欠けを暮らしの中に取り入れていきたいものです。

これから立春までの半月ほどが、最も寒い時節になります。この厳寒期をやりすごすと、まだまだ寒いのですが冬は頂点を下り、春の兆しが見え隠れしてきます。それで陰暦のお正月には、心から「あけましておめでとう」という気持ちになり、「新春、初春、迎春、頌春」などの言葉が、生き生きとした言霊となって立ち現れてくるわけです。こうした中で、自然に寄り添い兆しをとても大事にする日本人の感性も磨かれてきた、と言えます。

さて、3月になれば、みなさん農作業の準備に追われます。その前に近所のお母さん方と、冬季限定お茶会をしました。雪が降ると家にこもることが多く、顔を合わす機会がめっきり減ります。こうして集まって、日々のよしなしごとを話すひとときは、貴重なゆるゆるの時間となります。陰暦一月十四日の2月21日(日)に、今年も春がやって来たよ、の小正月お楽しみ会をみなさんと開くことになりました。

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西暦2016年元旦

1月初めに関東から戻りました。

足利、宇都宮、白河、福島仙台盛岡を通り抜けて北へ北へと車で8時間の冬の道行きでした。

家に到着し、白い雪の世界のとば口に立つと、風の冷たさが頬の表皮から真皮にまで沁み入り、北国に帰ったことを思い知ります。

西暦新年、明けましておめでとうございます

去年は、無農薬天日干しの米、固定種伝統種の野菜、高キビなどに出会うため、新しくことを始めました。身体性を伴う農という仕事は、疲れと新しい思考を与えてくれます。

今年も月のめぐりに添いながら、いのちのめぐりを感じ、内なる自由を得ることを楽しみにしています。
北国の緑あふれる春を心待ちに、これからの厳しい冬をやり過ごします。

今年もよろしくお願いします。

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